■JOCジュニアオリンピックカップ全国高校陸上競技大会2020(兼U20全国陸上競技大会)□2020年10月23日(金)~25日(日)/広島広域公園陸上競技場(エディオンスタジアム広島)

【男子】□100㍍=鵜澤飛羽(築館)志賀理望(福島)□200㍍=鵜澤飛羽(築館)高杉時史(黒沢尻北)□400㍍=菅野航平(仙台一)町田怜央(日大東北)鈴木竜馬(磐城)□800㍍=吉田海渡(一関一)堀内塁(秋田中央)高梨有仁(利府)金樹(仙台大明成)市川慶伍(東海大山形)木村有希(葵)□1500㍍=林晃耀(いわき総合)□5000㍍=中川雄太(秋田工)鈴木天智(一関学院)鈴木健真(同)青木洸生(青森山田)□110㍍障害=伊藤健治(酒田光陵)□400㍍障害=菅野航平(仙台一)町田怜央(日大東北)紺野稜真(九里学園)齋藤兼信(同)□3000㍍障害=村上大樹(青森山田)高橋海(利府)門馬海成(会津)大石英貴(いわき秀英)□5000㍍競歩=狩野圭祐(東北学院)芳賀崇斗(泉)長谷川智里(会津)□走り高跳び=齋藤翔太(弘前実)森祥久(山形南)□棒高跳び=犬飼匠(山形中央)佐藤翔太(福島成蹊)小泉宗士(佐沼)□走り幅跳び=小野優介(仙台三)渡邊希(仙台西)□三段跳び=古川知征(仙台二華)齋藤優汰(白河旭)□砲丸投げ=三田地駿太郎(盛岡南)天間一希(青森東)影田久保隼人(水沢一)□ハンマー投げ=鎌田優斗(水沢一)【女子】□100㍍=阿部璃音(山形中央)佐藤美里(常磐木学園)□200㍍=阿部璃音(山形中央)□400㍍=竹内心良(常磐木学園)菅田理乃(仙台三)守屋憧里(常磐木学園)成田妃那(木造)□800㍍=田中希歩(盛岡誠桜)□1500㍍=伊藤瑠音(青森山田)阿部円海(横手清陵学院)□3000㍍=伊藤瑠音(青森山田)阿部円海(横手清陵学院)□100㍍障害=高橋夢華(九里学園)福嶋唯花(古川黎明)日下あやな(常磐木学園)北嶋茉智(秋田)□5000㍍競歩=成田桃音(青森山田)片寄響(いわき秀英)数間あかり(同)□走り高跳び=八重樫澄佳(黒沢尻北)□棒高跳び=石森杏(大湊)□走り幅跳び=外島央(会津学鳳)□砲丸投げ=田中杏実(青森北)野田優奈(福嶋成蹊)□円盤投げ=寺崎真央(山形中央)石澤美菜海(弘前実)大内世捺(福嶋成蹊)□ハンマー投げ=村上来花(弘前実)□やり投げ=中野胡桃(福嶋成蹊)佐々木雅(花北青雲)【男子八種競技】=遊佐祥太(利府)大橋一輝(会津学鳳)


■黄金世代の〝雑草娘〟

 原英莉花がメジャー初優勝【女子ゴルフ】

女子ゴルフツアーの日本女子オープン最終日は2020年10月4日(日)、福岡県のザ・クラシックGC(6761㍎、パー72)で行われ、4打差首位から出た「黄金世代」の原英莉花(21=日本通運)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算16アンダーで今季初優勝をメジャー初制覇で飾った。

 最終組で回った同世代の小祝さくら(22=二トリ)らを寄せつけず、待望のプロ通算2勝目。アマチュア時代は無名だった〝雑草〟が、畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)、渋野日向子(21=サントリー)に続く、世代3人目のメジャータイトルを手にした。

《最近10年ま日本女子OP優勝者》

☆はアマチュア□年/優勝者/スコア

□2011/馬場ゆかり/+12□2012/フォン・シャンシャン/0□2013/宮里美香/0□2014/テレサ・ルー/-8□2015/田仁智/-2□2016/☆畑岡奈紗/-4□2018/柳■然/-15□2019/畑岡奈紗/-18□2020/原英莉花/-16

初めてほめた尾崎師匠

○…日本オープン5勝を含むツアー通算94勝を誇り師匠の尾崎将司さん(75)は、最終日の戦いを一人画面越しに見つめた。愛弟子のメジャー初優勝を「英莉花はパッティングさえ良くなれば、トッププレーヤーになれる。今回のこの緊張感の中で、いいプレーができたのもその証拠である。女子のゴルフもずいぶんとレベルアップしたものだ。おめでとう」と祝福した。

原英莉花

(はら・えりか)

□生年月日/1999年(平成11年)2月15日生まれ

□出身地/神奈川県横浜市

□サイズ/身長/173㌢/体重/58㌔

□ゴルフ歴/10歳から始める。2度目の挑戦だった2018年7月のプロテストに合格(90期生)した。

□ジュニア時代/神奈川県ジュニアゴルフ選手権女子15〜17歳の部は、2015年かせ2位で2016年が優勝。日本ジュニアは2015年の30位が最高。

□飛ばし屋/昨季のドライビングディスタンスは253.33㍎でツアー全体で4位。

□目標/身長1㍍85と原同様に高身長のミシェル・ウィー(米国)。

□テレビCM/2019年3月から日本通運と3年間の所属契約を締結。2019年5月にテレビCMがスタート。

2020年6月からは第2弾「We Find the Way 原英莉花プロ・世界へ篇」が放映されている。

 


陸上の第104回日本陸上競技選手権は2020年10月1日、新潟県新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで開幕した。初日の男子100㍍準決勝1組で、桐生祥秀(日本生命)は10秒27の1着で2日に行われる決勝に進出、同2組の多田修平(住友電工)が10秒23で1着、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)は同タイムで2着。小池祐貴(住友電工)は10秒28で同1組2着で決勝に進んだ。男子やり投げ決勝では、新井涼平(スズキ)が81㍍57で7年連続優勝。女子やり投げは、日本記録保持者の北口榛花(JAL)を2㌢上回る59㍍32の佐藤友佳(ニコニコのり)が初優勝。女子走り幅跳びは高良彩花(筑波大)が6㍍32で2年ぶり3度目の優勝に輝いた。

【男子】

□砲丸投げ決勝[1]幸長慎一(四国大大学院)17㍍77[2]村上輝(日本体育実)17㍍73[3]佐藤征平(新潟アルビレックスRC)17㍍68

□やり投げ決勝[1]新井涼平(スズキ)81㍍57[2]ディーン元気(ミズノ)80㍍07[3]坂本達哉(大阪体育大大学院)78㍍07◇…新井涼平(スズキ)が劇的な勝利で7連覇を達成、「勝ててよかった」と安堵の表彰で笑顔を見せた。最終投てきの6投目を迎えるまでは、同じ1991年生まれのディーン元気にリードを許していた。理想の投てきをイメージし直し最終投てきに臨み、この日初めて80㍍を超える81㍍57をマークし、ディーンの80㍍07を上回った。逆転勝利に、「ここ数年になぐらい楽しかった」と充実感と喜びがこみ上げた。

【女子】

□走り高跳び決勝[1]津田ジェリアイ(築地銀だこ)1㍍78[2]竹内萌(大東文化大)1㍍75[2]徳本鈴奈(友睦物流)1㍍75

□棒高跳び決勝[1]那須真由(RUN JOURNEY)4㍍20[2]諸田実咲(中央大)4㍍00[3]前川淳(日本体育大)4㍍00

□走り幅跳び決勝[1]高良彩花(筑波大)6㍍32[2]山本渚(鹿屋体育大)6㍍25[3]秦澄美鈴(シバタ工業)6㍍12

□砲丸投げ決勝[1]高橋由華(九州共立大大学院)15㍍26[2]大野史佳(埼玉大)15㍍21[3]尾山和華(福岡大)15㍍02

□やり投げ決勝[1]佐藤友佳(ニコニコのり)59㍍32[2]北口榛花(JAL)59㍍30[3]上田百寧(福岡大)58㍍25◇…佐藤友佳(28=ニコニコのり)は「勝負にこだわって初優勝できた」と喜んだ。連覇を狙った北口榛花(JAL)に1度はリードを奪われるが、最後の6投目で再逆転を果たし、北口の記録を2㌢上回る59㍍32で初制覇。2投目以降に上げすぎていた助走速度を戻し、投てきの角度も修正したことが良かった。次は北口が持つ66㍍の日本記録が目標、「そこを目指して頑張っていく」と意欲を語る。

《男子100㍍決勝のスタートリスト》

レーン  名前   年齢=所属      自己ベスト 予選   準決勝 決勝 順位

R2 桝田 大輝(17=群馬・東農大二高2年)10秒27 10秒41 10秒38

R3 鈴木 涼太(21=城西大)10秒22 10秒40 10秒39

R4 ケンブリッジ飛鳥(27=ナイキ)10秒03 10秒36 10秒39

R5 小池 祐貴(25=住友電工)9秒98 10秒36 10秒28

R6 多田 修平(24=住友電工)10秒07 10秒33 10秒23

R7 桐生 祥秀(24=日本生命)9秒98 10秒21 10秒27

R8 竹田 一平(23=スズキ)10秒25 10秒40 10秒37

R9 飯塚 翔太(29=ミズノ)10秒08 10秒39 10秒29

女子やり投げで逆転の初優勝を飾った佐藤友佳選手(ニコニコのり)と男子で7連覇を達成した新井涼平選手(スズキ)
女子やり投げで逆転の初優勝を飾った佐藤友佳選手(ニコニコのり)と男子で7連覇を達成した新井涼平選手(スズキ)

【男子】

□100㍍決勝/桐生が優勝

[1]桐生祥秀(日本生命)10秒27[2]ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)10秒28[3]小池祐貴(住友電工)10秒30[4]飯塚翔太(ミズノ)10秒33[5]多田修平(住友電工)10秒34[6]鈴木涼太(城西大)10秒41[7]桝田大輝(群馬・東京農大二高)10秒43[8]竹田一平(スズキ)10秒52

 

◇…桐生祥秀は左隣りにいる多田修平に前半リードを許すが、終盤に多田をかわし、ケンブリッジ飛鳥と小池祐貴との競り合いを制し、東洋大1年時以来の優勝を果たした。勝利の要因について「プロになり、自分がどれだけ価値があるのかを考えるようになった。甘えがなくなった」と勝ち切ったことに満足そうだった。

男子100㍍で7位入賞と健闘した高校生、桝田大輝選手(群馬・東農大二高)
男子100㍍で7位入賞と健闘した高校生、桝田大輝選手(群馬・東農大二高)

ハンマー投げ決勝

 [1]柏村亮太(ヤマダ)71㍍03[2]古旗崇裕(中京大)70㍍23[3]福田翔大(日本大)69㍍30

男子ハンマー投げで表彰台に登った古旗崇裕選手、柏村亮太選手、福田翔大選手(左から)
男子ハンマー投げで表彰台に登った古旗崇裕選手、柏村亮太選手、福田翔大選手(左から)

男子1500㍍決勝/館澤が2年ぶり3度目の優勝

[1]館澤亨次(横浜DeNA)3分41秒32[2]的野遼大(三菱重工)3分41秒82[3]楠康成(阿見AC)3分41秒89[4]舟津彰馬(九電工)3分41秒96[5]高橋佑輔(北海道大)3分42秒33[6]河村一輝(トーエネック)3分42秒44[12]田母神一喜(阿見AC・福島)3分55秒86

◇…館澤亨次選手(横浜DeNA)

 今年から800㍍の前日本記録保持者の横田真人氏から指導を受け、「世界と戦うために失敗してもいいから思い切り行け」と言われた。

男子走り幅跳び決勝/津波が優勝

[1]津波響樹(大塚製薬)7㍍99[2]小田大樹(ヤマダ)7㍍81[3]伊藤陸(近畿大工業高専)7㍍75[4]手平裕士(オークワ)7㍍73[5]外川天寿(国際武道大)7㍍69[6]藤原孝輝(洛南高)7㍍66[7]城山正太郎(ゼンリンサッポロ)7㍍63[8]津藤広夢(順天堂大)7㍍56[欠場]橋岡優輝(日本大)◇…津波響樹選手(大塚製薬)の話 (優勝候補の)橋岡が欠場すると数日前から聞いていたので結果にこだわった。記録には満足していないが優勝できて良かった。

男子110㍍障害決勝/金井が2年ぶり2度目の優勝

 

[1]金井大旺(ミズノ)13秒36=大会タイ記録[2]高山峻野(ゼンリン)13秒47[3]泉谷駿介(順天堂大)13秒47◇…金井選手が日本記録保持者の高山選手、日本歴代3位の記録を持つ泉谷選手を振り切ってゴールした。13秒36は2年前に優勝した時と同じタイム。今季は8月に日本記録まで100分の2秒に迫る13秒27の自己新をマークするなど好調を維持している。五輪後は引退して家業の歯科医師を目指すという異色のハードラーだ。

女子100㍍障害決勝/青木、2年ぶり2度目の優勝

 

[1]青木益未(七十七銀行)13秒02=大会タイ記録[2]寺田明日香(パソナグループ)13秒14[3]藤森菜那(ゼンリン)13秒33[4]田中佑美(立命館大)13秒37[5]鈴木美帆(長谷川体育施設)13秒49[6]紫村仁美(東邦銀行)13秒52◇…青木選手が自己記録を0秒06更新し、13秒02の大会タイ記録の快走。前半から前に出て2位の寺田選手に0秒12差をつける圧勝。「自分のレーンだけ見て走れた」と笑顔。東京五輪の参加標準記録は12秒84。「出せる記録だと思う。自信をもって練習したい」と意欲を語る。 青木選手は高校1年で全国高校総体女子100㍍で優勝。その後、大学で本格的にハードラーに。男子110㍍障害で日本記録を持つ高山峻野選手と練習を共にする。8月に追い風参考ながら日本記録を上回る「12秒87」を出して寺田選手のライバルに夏田。2年前の初優勝はゴール後に転倒し負傷。勝利を喜べなかったが、「念願のインタビューまでいけたのでよかった」とおどけた青木選手に成長の姿がみえた。

女子400mHで優勝したイブラヒム愛紗(札幌国際大学)
女子400mHで優勝したイブラヒム愛紗(札幌国際大学)

【女子】

□女子1500㍍決勝/田中初V 際立つ強さ

 [1]田中希実(豊田織機TC)4分10秒21[2]米澤奈々香(仙台育英高)4分15秒62[3]後藤夢(豊田織機TC)4分16秒18[4]卜部蘭(積水化学)4分16秒33[5]吉村玲美(大東文化大)4分18秒65[6]清水真帆(ヤマダ)4分18秒99[7]高松智美ムセンビ(名城大)4分20秒24[11]和田有菜(名城大)4分27秒22◇…2位に5秒以上の差をつけて田中希実選手(豊田織機TC)が圧勝。今年7月に3000㍍で、8月に1500㍍の日本記録を塗り替えた。田中選手は「自分の決めていたテーマでしっかり入れた」と21歳に風格が漂う。

女子100㍍決勝/兒玉が初優勝

[1]兒玉芽生(福岡大)11秒36[2]鶴田玲美(南九州ファミリーマート)11秒53[3]石川優(相洋高)11秒66[4]青山華依(大阪高)11秒72[5]壹岐あいこ(立命館大)11秒77[6]安達茉鈴(京都橘高)11秒80[7]石堂陽奈(立命館慶祥高)11秒81[8]湯浅佳那子(三重県スポ協)11秒90◇…今季好調で11秒4台を出している鶴田玲美(南九州ファミリーマート)を80㍍から突き放し、スピードが落ちないでゴールした兒玉芽生選手(福岡大)は日本歴代3位の11秒35にわずか0秒01及ばない11秒36の好タイムで優勝。「課題だった60㍍までの加速があまくいった。自分に集中できた」と笑顔。3日の200㍍で2冠を狙う。

 【女子】□ハンマー投げ決勝

[1]渡邊茜(九和運輸機関)64㍍84[2]勝山■美(オリコ)62㍍47[3]小舘充華(流通経済大)60㍍80[4]佐伯珠実(チャンピオン)59㍍86[5]村上来花(青森・弘前実高)59㍍51=U18日本新[6]藤本咲良(中京大)59㍍25

 ◎女子ハンマー投げ決勝で村上来花選手(青森・弘前実高2年)が59㍍51で5位入賞。この3回目に出した記録はU18日本新記録、高校新記録。自身が今年8月にマークした58㍍81の高校記録、U18日本記録を更新しました。・1)57㍍31・2)58㍍22・3)59㍍51=高校新、U18日本新・4)55㍍18・5)58㍍72・6)59㍍21

 【女子】□三段跳び決勝[1]森本麻里子(内田建設AC)13㍍14[2]山本明日香(国士舘クラブ)12㍍85[3]坂本絵梨(日本室内TC)12㍍76[4]高島真織子(福岡大)12㍍71[5]喜田愛以(ミライトテクノ)12㍍70[6]内山咲良(東京大)12㍍54[7]山下桐子(筑波大・福島)12㍍53

女子ハンマー投げで55㍍41のU20日本新をマークした齋藤真希選手(東京女子体育大)
女子ハンマー投げで55㍍41のU20日本新をマークした齋藤真希選手(東京女子体育大)

□女子円盤投げ決勝/齋藤選手がU20日本新で優勝

[1]齋藤真希(東京女子体育大・鶴岡工高出)55㍍41=U20(20歳未満)日本新記録[2]辻川美乃利(内田洋行AC)51㍍62[3]藤森夏美(福井県スポ協会)50㍍46[4]川口紅音(日本体育大)49㍍09[5]山本実果(コンドーテック)48㍍65[6]田川浩子(鹿屋体育大)46㍍87[9]郡菜々佳(九州共立大)45㍍13

 

◇…齋藤真希選手(東京女子体育大・鶴岡工高出)が55㍍41のU20日本新記録で2年ぶり2度目の優勝を果たした。齋藤選手は1投目50㍍59、2投目51㍍65と記録を伸ばすと4投目で日本歴代5位となる55㍍41をマーク、さらに最終6投目でも55㍍24と安定した力を発揮し2位以下を寄せ付けない圧勝ぶり。「今回の記録に満足せず、またベストを目指して臨めたらいい」と次戦(関東学生対校選手権など)は目標の56㍍台を狙う。

女子800m 左から2位の塩見綾乃(立命大)、優勝の川田朱夏(東大阪大)、3位の卜部蘭(積水化学)
女子800m 左から2位の塩見綾乃(立命大)、優勝の川田朱夏(東大阪大)、3位の卜部蘭(積水化学)

 

□女子800㍍決勝[1]川田朱夏(東大阪大)2分3秒54[2]塩見綾乃(立命館大)2分4秒24[3]卜部蘭(積水化学)2分4秒56◇…1500㍍に続いて800㍍でも優勝を狙った田中希実(21=豊田織機)は2分4秒76の4位。田中選手は12月の5000㍍の日本選手権で優勝すれば東京五輪代表に決まるが、「(長い距離について)気持ちの強さがより大事になる」と話した。

□男子200㍍決勝[1]飯塚翔太(ミズノ)20秒75[2]小池祐貴(住友電工)20秒88[3]鈴木涼太(城西大)20秒89

□男子800㍍決勝[1]瀬戸口大地(山梨学院大)1分47秒70[2]金子魅玖人(中大)1分47秒95[3]松本純弥(法政大)1分48秒04

□男子走り高跳び決勝[1]真野友博(九電工)2㍍30[2]長谷川直人(新潟アルビレックス)2㍍20[2]佐藤凌(新潟アルビレックス)2㍍20[2]衛藤昴(味の素AGF)2㍍20

□男子三段跳び決勝[1]池畠旭佳瑠(駿河台大職)16㍍54[2]山下祐樹(国士舘クラブ)16㍍28[3]中山昴平(渡辺パイプ)16㍍05

□男子円盤投げ[1]堤雄司(ALSOK群馬)60㍍24[2]湯上剛輝(トヨタ自動車)56㍍57[3]幸長慎一(四国大大学院)55㍍89

□女子200㍍決勝[1]鶴田玲美(南九州ファミリーマート)23秒17[2]兒玉芽生(福岡大)23秒44[3]大石沙也加(セレスポ)23秒78◇…鶴田選手が日本歴代3位の23秒17(追い風0.1㍍)で優勝。自己ベストを0秒64短縮させた。ライバル(兒玉選手)の存在を「意識しすぎた」と反省。「まずは自分のレースをすること」と集中することを話した。

 

□女子400㍍障害決勝[1]イブラヒム愛紗(札幌国際大)56秒50[2]宇都宮絵莉(長谷川体育施設)57秒09[3]伊藤明子(セレスポ)57秒34


104回日本陸上競技選手権(兼東京五輪2020日本代表選考会)

□2020年10月1日(木)2日(金)3日(土)/新潟県新潟市のデンカビッグスワンスタジアム/エントリー選手数約710人(下記は各競技種目の注目選手と東北関係出場選手)

□男子100㍍

小池祐貴(住友電工)桐生祥秀(日本生命)ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)山県亮太(セイコー)多田修平(住友電工)飯塚翔太(ミズノ)白石黄良々(セレスポ)デーデー・ブルーノ(東海大)川上拓也(大阪ガス)東田旺旺洋(茨城陸協)鈴木涼太(城西大)宮本大輔(東洋大)竹田一平(スズキ)宮城辰郎(日星電気)桝田大輝(東京農大二高・群馬)山下潤(ANA・福島)草野誓也(Aceel)秋山優希(日本大・福島)太田匡哉(大東文化大・青森)

■女子100㍍

御家瀬緑(住友電工)鶴田玲美(南九州ファミリーマート)齋藤愛美(大阪成蹊大)土井杏南(JAL)世古和(CRANE)三浦由奈(筑波大・宮城)青山華依(大阪高)兒玉芽生(福岡大)名倉千晃(NTN)壹岐あいこ(立命館大)市川華菜(ミズノ)壹岐いちこ(ユティック)山中日菜美(デンソー)高橋萌木子(ワールドウィング)山田美来(日本体育大・岩手)

□男子200㍍

小池祐貴(住友電工)白石黄良々(セレスポ)飯塚翔太(ミズノ)山下潤(ANA)安田圭吾(大東文化大)田村朋也(住友電工)

■女子200㍍

石堂陽奈(立命館慶祥高)和田麻希(ミズノ)景山咲穂(筑波大)湯浅佳那子(三重県スポ協)青野朱李(山梨学院大・山形)三村香菜実(青山学院大)山田美来(日本体育大学)

□男子400㍍

ウォルシュ・ジュリアン(富士通)井上大地(日本大)伊東利来也(早稲田第)佐藤拳太郎(富士通)木村和史(四電工)佐藤風雅(那須環境)

■女子400㍍

青山聖佳(大阪成蹊AC)高島咲季(青山学院大)広沢真愛(東邦銀行)松本奈菜子(東邦銀行)岩田優奈(スズキ)武石この実(東邦銀行)稲岡真由(RUN JOURNEY)

□男子800㍍

川元奨(スズキ)瀬戸口大地(山梨学院大)村島匠(福井県スポ協)松本純弥(法政大)市野泰地(三重県スポ協)

■女子800㍍

卜部蘭(積水化学)川田朱夏(東大阪大)塩見綾乃(立命館大)田中希実(豊田織機TC)広田有紀(新潟アルビレックスRC)北村夢(エディオン)中村美宇(福島大・福島)

□男子1500㍍/戸田雅稀(サンベルクス)田中秀幸(トヨタ自動車)館澤亨次(横浜DeNA)田母神一喜(阿見AC)遠藤日向(住友電工)

■女子1500㍍/田中希実(豊田織機TC)卜部蘭(積水化学)高松智美ムセンビ(名城大)和田有菜(名城大)吉村玲美(大東文化大)山中菜摘(仙台育英高)杉森心音(仙台育英高)米澤奈々香(仙台育英高)

□男子5000㍍/

■女子5000㍍

□男子1万㍍

■女子1万㍍

□男子110㍍障害

高野峻野(ゼンリン)金井大旺(ミズノ)泉谷駿介(順天堂大)村竹ラシッド(順天堂大)石川周平(富士通)

■女子100㍍障害

寺田明日香(パソナグループ)青木益未(七十七銀行)福部真子(日本建設工業)島野真生(日本体育大)田中佑美(立命館大)鈴木美帆(長谷川体育施設)紫村仁美(東邦銀行)茨木凛(福島大・山形)小宮いつき(東京学芸大・宮城)

□男子400㍍障害

安部孝駿(ヤマダ電機)鍛冶木峻(住友電工)豊田将樹(富士通)山内大夢(早稲田大)山本竜大(日本大)松下裕樹(ミズノ)

■女子400㍍障害

関本萌香(早稲田大・秋田)宇都宮絵莉(長谷川体育施設)伊東明子(セレスポ)小山佳奈(早稲田大)齋藤真佑(七十七銀行)青木沙弥佳(東邦銀行)王子田萌(NDソフト・山形)

□男子3000㍍障害

■女子3000㍍障害

□男子走り高跳び

戸辺直人(JAL)衛藤昴(味の素AGF)真野友博(九電工)

■女子走り高跳び

津田シュリアイ(築地銀だこ)神田菜摘(福岡大)高橋渚(日本大)京谷萌子(北海道ハイテクAC)竹内萌(大東文化大)照井はるか(埼玉医科大学G)仲野春花(ニッバツ)高橋瑞希(福島大・宮城)佐々木明日香(七十七銀行)

□男子棒高跳び

江島雅紀(日本大)山本聖途(トヨタ自動車)澤野大地(富士通)澤慎吾(きらぼし銀行)古澤一生(前橋育英高)

■女子棒高跳び

竜田夏苗(ニッパツ)諸田実咲(中央大)那須眞由(RUN JOURNEY)杉沼凛穂(山形大)

□男子走り幅跳び

城山正太郎(ゼンリン札幌)楯岡優輝(日本大)津波響樹(大塚製薬)

■女子走り幅跳び

秦澄美鈴(シバタ工業)中野瞳(和食山口)高良彩花(筑波大)山本渚(鹿屋体育大)平加有梨奈(ニッパツ)竹内真弥(日本女子体育大)甲斐好美(千葉陸協)佐々木明日香(七十七銀行)ヘンプヒル恵(アトレ)

□男子三段跳び

■女子三段跳び

河合栞奈(メイスンワーク)剣持早紀(長谷川体育施設)森本麻里子(内田建設AC)田上陽菜(関西大)内山咲良(東京大)中野瞳(和食山口)宮坂楓(ニッパツ)山下桐子(筑波大・福島)

□男子砲丸投げ

森下大地(第一学院高教)中村太地(ミズノ)佐藤征平(新潟アルビレックスRC)畑瀬聡(日大桜門陸友会)幸長慎一(四国大)夏井勇輝(東海大・岩手)佐藤皓人(日本大・福島)氏家豪留(国士館大・宮城)

■女子砲丸投げ

大野史佳(埼玉大)太田亜矢(福岡大クラブ)尾山和華(福岡大)高橋由華(九州共立大)

□男子円盤投げ/堤雄司(ALSOK群馬)湯上剛輝(トヨタ自動車)米沢茂友樹(オリコ)安保建吾(鹿角陸協・秋田)松田知利(新潟医療福祉大・山形)

■女子円盤投げ

郡菜々佳(九州共立大)辻川美乃璃(内田洋行AC)齋藤真希(東京女子体育大・山形)藤森夏美(福井県スポ協)

□男子ハンマー投げ

柏村亮太(ヤマダ電機)木村友大(九州共立大)赤穂弘樹(まなびや園)植松直紀(スズキ)

■女子ハンマー投げ

渡辺茜(丸和運輸機関)佐伯珠実(チャンピオン)小舘充華(流通経済大・秋田)関口清乃(栃木スポ協)高橋沙湖(大阪体育大・秋田)菊池美緒(福岡大・宮城)村上来花(弘前実高・青森)

□男子やり投げ

ディーン元気(ミズノ)新井涼平(スズキ)寒川建之介(奈良陸協)小南拓人(筑波銀行)

 ■女子やり投げ

北口榛花(JAL)佐藤友佳(ニコニコのり)山下実花子(九州共立大)右代織江(新潟アルビレックスRC)斉藤真理菜(スズキ)宮下梨沙(MPE)山内愛(長谷川体育施設)當間汐織(福井県スポ協)奈良岡翠蘭(日本大・青森)

広田有紀(ひろた・ゆき)

□生年月日/1995年5月20日

□出身地/新潟県新潟市

□出身校/新潟高→秋田大学医学部

□所属/新潟アルビレックスRC

□競技種目/800㍍

□身長/164㌢/体重/50㌔

□自己記録/800㍍2分04秒33(2018年日本選手権4位)

□主な戦績/岐阜国体少年女子共通800㍍優勝(2分05秒91=新潟県高校記録、高校2年歴代5位)[2016年]日本選手権800㍍4位、日本インカレ800㍍3位[2017年]日本インカレ2位(1位は北村夢)[2018年]日本選手権4位

 □800㍍で2019年日本選手権5位の広田有紀(25)は今春、秋田大学医学部を卒業した。医師国家試験に合格(2020年2月)しながら研修医にならず、出身地にある新潟アルビレックスRCに入団した。引退する時期は決めていない。まずは2021年まで陸上に専念する。この2年間で2分1秒台や2秒台を安定してマークできる実力を身に付け、東京五輪は世界ランキングでの出場権獲得を視野に入れる。「2021年に結果が出せたら、もっと追い求めたくなるかもしれない。そしたら研修医になるのをかなり先延ばしして、2024年パリ五輪かなと思っている。お母さんをパリに連れて行きたい」と目を輝かせる。父、母とも医師。幼い頃に両親は離婚。広田は自宅の1階で眼科医の開業医を営み母親・美恵さんに女で一つで育てられた。

■2020東北高校新人陸上

2020102日(金)~4日(日)/岩手県北上市北上総合運動公園陸上競技場

(記録は優勝選手と6位までの山形県勢選手

【男子】□100㍍[1]嶋守太一(大湊)10秒89[3]羽柴穣之介(米沢中央)11秒00□200㍍[1]渋谷寛也(木造)21秒40=大会新□400㍍[1]町田怜央(日大東北)48秒51□800㍍[1]大野聖登(秋田工)1分53秒22[2]市川慶伍(東海大山形)1分53秒79[3]佐藤伶音(東海大山形)1分55秒17□1500㍍[1]木村快斗(東海大山形)3分55秒92[2]佐藤伶音(東海大山形)3分56秒20[5]半澤康(山形南)3分58秒89□5000㍍[1]小原拓夢(秋田工)14分59秒38[5]鎌田匠馬(東海大山形)15分03秒20□110㍍障害[1]菊池航志(仙台三桜)14秒57=大会タイ□400㍍障害[1]町田怜央(日大東北)52秒91[2]紺野稜真(九里学園)53秒18[4]齋藤兼信(九里学園)53秒80□3000㍍障害タイムレース[1]草苅成海(東海大山形)9分27秒58□5000㍍競歩[1]新井佑生(東海大山形)22分29秒00[4]竹田真緒(九里学園)23分57秒47□400㍍リレー[1]米沢中央(後藤大和、羽柴穣之介、瀧口和寿、駒村悠太)41秒83[6]山形中央(奥山叶幸、大場心太朗、横山湧大、山口雄大)42秒49□1600㍍リレー[1]日大東北(星、佐藤、馬場、町田)3分15秒66[3]米沢中央(佐藤駿介、駒村悠太、瀧口和寿、羽柴穣之介)3分18秒72[5]九里学園(五十嵐響、齋藤兼信、菊地聖也、紺野稜真)3分21秒08□走り高跳び[1]永井隆斗(秋田西)2㍍02[2]森祥久(山形南)1㍍99□棒高跳び[1]菅野航太(黒沢尻工)4㍍70[5]保科陸斗(山形中央)4㍍20□走り幅跳び[1]町屋慶明(八戸高専)7㍍16[4]駒村悠太(米沢中央)7㍍04□三段跳び[1]古川知征(仙台二華)14㍍79=大会新[6]横山湧大(山形中央)13㍍91□砲丸投げ[1]東海林慎也(山形中央)14㍍95[6]庄司磨生(日大山形)12㍍77□円盤投げ[1]三浦謡(柴田)42㍍12[3]關開誠(米沢中央)38㍍94[6]舟山京佑(米沢中央)36㍍45□ハンマー投げ[1]赤松大地(創学館)48㍍73[4]東海林慎也(山形中央)45㍍67□やり投げ[1]五十嵐琢真(会津学鳳)57㍍99[3]矢口靖文(米沢中央)56㍍45[6]清野康介(山形商)54㍍90□八種総合[1]遊佐祥太(利府)5299[2]齋藤兼信(九里学園)5284[5]阿部奨悟(山形学院)4617

【女子】□100㍍[1]佐藤美里(常盤木学園)12秒00□200㍍[1]高橋亜珠(山形商)25秒11[2]赤坂美玲(山形中央)25秒18□400㍍[1]漆原恵美(盛岡誠桜)57秒89[4]川崎莉佳(九里学園)59秒35□800㍍[1]田中希歩(盛岡誠桜)2分12秒34[2]吉田愛(山形商)2分13秒90[5]早坂雅妃(新庄北)2分17秒69[6]加藤結(米沢中央)2分18秒22□1500㍍[1]伊藤瑠音(青森山田)4分30秒35□3000㍍[1]伊藤瑠音(青森山田)9分42秒31□100㍍障害[1]福嶋唯花(古川黎明)14秒48[2]高橋亜珠(山形商)14秒71□400㍍障害[1]日下あやな(常盤木学園)1分02秒20[3]廣居千尋(長井)1分02秒98□2000㍍障害タイムレース[1]亀岡花凛(学法石川)7分02秒15[3]岩﨑愛花(山形城北)7分17秒35[6]高木環(東海大山形)7分21秒52□5000㍍競歩[1]丸川和紗(長井)26分13秒75[2]安部七海(長井)26分23秒03□400㍍リレー[1]仙台育英(佐藤、秋山、菅原、エネジェニファー)47秒70□1600㍍リレー[1]常盤木学園(黒丸、佐藤、伊藤、日下)3分50秒83[2]山形中央(大塚喜歩、池田遍、石山玲亜、赤坂美玲)3分56秒88[3]九里学園(高橋美羽、浦田莉奈、石川舞桜、川崎莉佳)3分58秒01[5]米沢中央(笹川愛琉、加藤結、永岡莉奈、永井皓理)3分59秒95□走り高跳び[1]向井柚稀(盛岡市立)1㍍69□棒高跳び[1]新田奈菜子(黒沢尻北)3㍍25[2]上村栞凪(山形商)3㍍20[6]設楽愛理(山形商)2㍍70□走り幅跳び[1]松田愛美(福嶋成蹊)5㍍58□三段跳び[1]齋藤愛香(山形商)11㍍65□砲丸投げ[1]田中杏実(青森北)12㍍95□円盤投げ[1]石澤美菜海(弘前実)39㍍96□ハンマー投げ[1]村上来花(弘前実)61㍍02[2]後藤雅奈(山形中央)46㍍20□やり投げ[1]牛間木仁美(水沢一)41㍍17□七種総合[1]加藤□子(秋田商)3833

 


■池江さんが4位「上出来!!」【競泳】

競泳の日本学生選手権が2020年10月1日(木)、東京辰巳国際水泳場で開幕した。白血病からの完全復活を目指す競泳女子の池江璃花子さん(20=日本大)は50㍍自由形決勝で25秒62で4位に入った。初出場の同選手権予選は25秒87の全体6位で通過した。コロナ禍で4月から12月に延期になった日本選手権の参加標準タイムは25秒94になる予定で、今回の記録で出場資格を得ることは確実。約1カ月でタイムを0秒70も更新した。表彰台まで0秒04差だったが、「今の状態では上出来です。この気持ちが活力となっていく。(復帰後の)第2の水泳人生として自己ベストを出したので満足感があります」と充実感を語った。日本選手権の出場資格が見えてきたが、「出る、出ないは決まってないです。今は実力を戻すことがメイン。一歩ずつやっていきたい」と体調を見極めながら意欲をもって前進していく。

男子50㍍自由形[1]川根正太(中大)22秒16[2]田中(新潟医療福祉大)[3]大山(中京大)[4]今野太介(早大=羽黒高出)22秒67□女子50㍍[1]今井月(東洋大)24秒93=大会新[2]込山(筑波大)[3]山本(日大)

■14歳の玉井 男子板で最年少優勝【飛込】

飛び込みの日本選手権第2日は2020年9月26日(土)、新潟県長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで行われ、男子板飛び込みは9月11日に14歳になったばかりの玉井陸斗(JSS宝塚)が439.35点で男女を通じて同種目最年少優勝を果たした。女子高飛び込みは東京五輪代表の荒井祭里(JSS宝塚)が343.60点で4年連続4度目の優勝を飾った。玉井は昨年の日本選手権高飛び込みでも史上最年少で頂点に立っている。板飛び込みでは、難易度の高いひねり技を新たに取り入れるなど技術の進歩が著しい。こま半年で身長は3㌢伸び152㌢となり、体重も3㌔増の46㌔に。延期された東京五輪最終予選は得意の高飛び込みのみの出場だが、2024年パリ五輪では二種目でのさらなる活躍を見据えている。

■東京五輪代表の三上が三連覇【飛込】

飛び込みの日本選手権が2020年9月25日(金)、新潟県長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで開幕、女子板飛び込みで、東京五輪代表の三上紗也可(米子DC)が302.00点で3連覇した。宮本葉月(近大)が291.35点で2位、金戸凛(セントラルスポーツ)が280.69点で3位だった。三上は大技の5154B(前宙返り2回半2回ひねりえび型)は入水が乱れて37.40点だったが、2位に約10点差をつけて貫禄を示した。コロナ渦の自粛期間中に体重を2、3㌔落として回転力をアップさせた。9月中旬からは神奈川県を拠点として新しい生活をスタートさせた。「五輪は絶対あると信じている。五輪でメダルをとりたい。360点に届くまで真剣にやっていく」と意欲を見せた。

三上紗也可(みかみ・さやか)飛込競技選手

□生年月日/2000年12月8日

□出身地/鳥取県米子市

□出身校/鳥取県立米子南高→日本体育大(2020年4月入学)

□所属/米子ダイビングクラブ

□身長/155㌢/体重/53㌔

□競技スタート/小学2年生から飛び込みを始める

□指導者/1994年広島アジア大会男子3㍍板飛び込み銅メダル獲得の安田千万樹(ちまき)。□戦績/2017年日本選手では3㍍シンクロ板飛込で宮本葉月と訓で優勝。2018年日本選手権3㍍板飛込で優勝。2019年7月に初の世界選手権代表に。2019年光州世界選手権3㍍板飛込で5位入り、2020年東京五輪出場枠を獲得。初の五輪代表に決まった。

■金戸華が10月引退【飛込】親子3代で五輪を目指す金戸3きょうだいの長女、華(22)が、10月の日本学生選手権を最後に引退することを明かした。2月に東京五輪の出場権は逃したが、2021年世界選手権福岡大会を目標に競技を続行。しかし、コロナ禍で同選手権が2022年に延期となったために、引退を決断したよう。今後はトレーナーになるための勉強に励むらしい。次女、凛(17)のサポート役にまわるようだ。