バレーボールの全日本高校選手権山形県代表決定戦の決勝が2020年10月25日(日)、山形市の総合スポーツセンターで行われ、男子は山形南が3-1で山形中央を下して2連連続10度目の優勝、女子は米沢中央が3-0のストレートで山形商を退けて2年ぶり10度目の優勝。

□男子決勝

山形南3(25-20、25-23、17-25、25-23)1山形中央

○…男子は、山形南と山形中央の村山地区同士のライバル対決。山形南は身長191㌢の菅原の高い打点からのスパイクや3年生の木村らの活躍で2セットを連取。山形中央に1セットを返され、4セットも先行を許したが逆転。伊藤、菅原のサイドからの攻撃などで4セットをものにし3-1で勝利、2年連続12度目の優勝を決めた。

《山形南先発》〈1〉菅原啓/1年/191〈2〉鈴木完/3年/172〈3〉伊藤駿希/3年/176〈4〉木村悠佑/3年/174〈5〉板垣圭一郎/3年/176〈7〉工藤河諭/2年/175(平均177.3)[リベロ]〈6〉清野勇磨/2年/155〈8〉向田和生/1年/169

《山形中央先発》〈1〉田林元/3年/174〈2〉古澤琉希/3年/183〈4〉飯野央恩/3年/180〈5〉小森真仁/3年/173〈9〉西村壮生/2年/186〈11〉中村来太郎/1年/180(平均179.3)[リベロ]〈3〉佐藤璃来/3年/161〈12〉軽部拓真/1年/166

◆男子の山形南は2年連続12度目の〝春高〟出場。3年生の山形四中出身コンビで昨年からのレギュラー伊藤駿希と主将の木村悠佑のほかに、昨年全国中学大会準優勝に山形六中を導いた身長191㌢の1年生、菅原啓が攻撃の要だ。特に山形中央戦の決勝では菅原が最高到達点320㌢の高い打点を生かしたスパイクで打ちまくった。昨年出場時は優勝した東山(京都)と2回戦(初戦)で対戦し、ストレート負けを喫した。昨年コートに立った伊藤は「コンビバレーは通用したところもあった。今後は2段トスからの決定力を高めたい」と語った。初戦は石川工(石川)と天理(奈良)の勝者と対戦する。目標は全国8強。

《山形南メンバー》[1]菅原啓(1年)191/山形六[2]鈴木完(3年)172/金井[3]伊藤駿希(3年)176/山形四[4]木村悠佑(3年主将)174/山形四[5]板垣圭一郎(3年)176/蔵王一[6]清野勇磨(2年)155/西川[7]工藤河論(2年)175/西川[8]向田和生(1年)169/山形八[9]戸田瑚南(2年)171/山形六[10]渡辺悠暉(1年)174/山形六[11]遠藤祐哉(1年)172/山形八[12]丹野剛志(1年)171/山形四[13]佐藤将羽(1年)175/大江[14]狩野悠斗(2年)165/山形四[15]熊谷亮祐(2年)167/陵西[16]奥山忠昭(1年)171/山形八[17]志貴滉太(1年)167/山形六

□女子決勝

米沢中央3(29-27、25-15、25-12)0山形商

○…女子は昨年と同じカードとなり、フルセットで敗れた昨年の雪辱を果たしたい米沢中央は1セット、シーソーゲームを展開。亀井、佐藤吉野の両エースが得点を決めるが、山形商も3年生の小川、若月の粘りで互角に持ち込む。昨年悔しい思いをした3年佐藤吉野のスパイクで1セットを29-27と勝ち切ると、第2セットはエース亀井の強打で勢いにのって25-15と米沢中央が連取。第3セットもエンジン全開の亀井と佐藤吉野の粘り強いスパイクで山形商を突き放して、全国大会出場を勝ち取った。

《米沢中央先発》〈1〉亀井美子/2年主将/171〈2〉佐藤吉野/3年/183〈3〉伊藤未結/1年/170〈7〉佐藤佑海/2年/172〈12〉中野桜愛/2年/168〈13〉久保田圭美/2年/165(平均171.5)[リベロ]〈8〉小松くるみ/3年/161〈11〉須藤岬佑/2年/170

《山形商先発》〈1〉小川真央/3年/172〈2〉若月凛華/3年/162〈3〉菅原侑衣/3年主将/164〈4〉加藤葉月/3年/166〈11〉杉本向日葵/1年/168〈12〉池田佳/1年177(平均167.2)[リベロ]〈5〉鹿谷有未/3年/151〈9〉半澤大空/2年/157

□男子準々決勝/2020年10月24日(土)第2日/山形市総合スポーツセンター

山形城北2-0東海大山形、山形南2-0日大山形、羽黒2-0山本学園、山形中央2-0米沢中央

□男子準決勝/同

山形南2(28-30、25-10、26-24)1山形城北、山形中央2(25-17、26-24)0羽黒

□女子準々決勝/同

米沢中央2-0山形学院、山形城北2-0鶴岡南、羽黒2-0上山明新館、山形商2-0山形西

□女子準決勝/同

米沢中央2(26-24、25-22)0山形城北、山形商2(25-17、25-18)0羽黒

◆女子の米沢中央は、昨年県予選決勝で敗れた山形商に雪辱して2年ぶり10度目の優勝に輝いた。攻撃は昨年9月のU-18世界選手権日本代表に選ばれた身長183㌢の佐藤吉野(3年)と2年生主将の亀井美子の2枚看板。約20年間高校バレーを指導している石田和也監督(48)も「両エースの攻撃力はこれまでのチームよりも上位の力だと思う」と手応えを感じている。初戦の相手は都城商(宮崎)と高知(高知)の勝者と対戦する。

《米沢中央メンバー》[1]亀井美子(2年主将)171/長井北[2]佐藤吉野(3年)183/余目[3]伊藤未結(1年)170/小国[4]太田日和(3年)170/山形四[5]菅原桃(3年)168/櫛引[6]三浦依梨菜(3年)167/鶴が丘[7]佐藤佑海(2年)172/酒田四[8]小松くるみ(3年)161/長井南[9]金子光理(3年)160/高楯[10]薮田寧々(1年)172/沖郷[11]須藤岬佑(2年)170/米沢一[12]中野桜愛(2年)168/米沢二[13]久保田圭美(2年)165/乙[14]志賀ましろ(3年)160/米沢二[15]伊藤里帆(1年)156/中条[16]高橋蘭(3年)162/米沢一[17]長沼南美(2年)167/高畠[18]佐藤葉月(2年)162/長井南  ※2019春高バレー米沢中央出場

《注目選手》 佐藤吉野(さとう・よしの)

 

□所属/米沢中央高(山形県)3年□生年月日/2002年(平成14年)6月30日□出身地/山形県庄内町□出身校/余目中→米沢中央高在学中□2021年度/□身長/183㌢/体重/73㌔□ポジション/アウトサイドヒッター□最高到達点/295㌢□余目一小3年時からあさあけスポ少でバレーボールを始める。余目中3年時に全国中学選抜の一員としてオランダ遠征を経験。2020年9月にU-18日本代表の背番号「1」を背負ってU-18(ユース)世界選手権に出場、高さのあるブロックやアタックなどで活躍し、恵まれた身長を生かしたプレーで注目される一方、得意なレシーブが光った□家族/母、兄、姉□趣味/ストレッチ□2021年度/Vリーグに所属する実業団チームへの入団が内定している。


【陸上】転倒激走から中2日、田中好タイム

東京陸協ミドルディスタンス・チャレンジが2020年10月27日、東京・駒沢陸上競技場で行われ、25日の木南道孝記念大会女子800㍍でゴール転倒するほど激走した田中希実(21=豊田自動織機TC)が女子1500㍍で、日本歴代7位に相当する4分10秒41で快勝した。田中は今季、女子1500㍍、3000㍍の日本新記録を樹立するなど勢いに乗っている。木南記念から中2日で挑んだ今大会は、「あまり疲労が抜けていない」コンディションだったものの、好タイムをマークした。これで10月は7レース目。来月(11月)3日のデンカアスレチックチャレンジカップ(新潟)の5000㍍に出場予定で、東京五輪代表となる12月4日の日本選手権(大阪)5000㍍へつなげたい考えだ。

【陸上】斎藤真希(東女体大)がU20日本新

 陸上の北九州カーニバルが20201025日、福岡県北九州市本城陸上競技場で行われ、女子円盤投げで斎藤真希(東女体大・鶴岡工高出)が5553U2020歳未満)日本新記録と大会新をマークして優勝した。日本記録保持者の郡菜々佳(九州共立大大学院)は5233(大会新)で2位、辻川美乃利(内田洋行アスリートクラブ)が50㍍83で3位だった。

《その他の種目の優勝者》□男子200㍍/松本朗(早大)20秒69□同砲丸投げ/奥村仁志(国士大)16㍍41□同円盤投げ/山下航生(九州共立大)52㍍93□女子200㍍/渡邊輝(福岡大)23秒62□同棒高跳び/那須眞由(RUN JOURNEY)4㍍20□同三段跳び/森本麻里子(内田建設アスリートクラブ)13㍍26=大会新、剣持早紀(長谷川体育施設)12㍍95=大会新□同砲丸投げ/大野史佳(埼玉大)15㍍09


【陸上】名城大が4連覇◇女子大学駅伝

 全日本大学女子駅伝は20201025日、弘進ゴムアスリートパーク仙台から仙台市役所前市民広場までの6区間381㌔で行われ、名城大2時間257秒の大会新記録で史上3校目となる4連覇を達成した。5度目の優勝。名城大は2区の山本有貴でトップに立つと3区の小林成美、4区の増渕祐香、5区の加世田梨花が区間賞の走りで後続を引き離した。251秒差で大東大4年連続の2位。日体大3位。最多10度の優勝の立命大4位だった。


■ハイテクACの新監督に北風氏

   恩師の中村監督からバトンタッチ【陸上】

陸上の北海道ハイテクAC(恵庭市)は10月で中村宏之前監督(75)が勇退し、コーチ兼選手だった北風沙織氏(35)が新監督に就任しました。北風新監督は〝中村イズム〟を継承しながら未来の五輪代表育成に意欲を注いでいきます。

中村前監督は北海道に2006年ハイテクACを設立。

以来、女子100、200㍍日本記録保持で2008年北京、2012年ロンドン五輪代表の福島千里選手(32=セイコー)。

100㍍障害日本記録保持者の寺田明日香選手(30=パソナグループ)を育ててきました。

▶北風沙織監督は、1985年4月3日、北海道釧路市生まれ。恵庭北高校では中村宏之監督に指導を受けました。3年時に高校総体、国体、日本ジュニア選手権の3冠を達成しています。

北海道浅井学園大学(現在の北翔大学)に進み、日本インカレで優勝しています。

以後は2007年日本選手権100㍍2位、2011年セイコーGP400㍍リレーで43秒39の日本新記録を樹立。自己ベストは100㍍11秒42です。身長151㌢、体重47㌔。

▶2012年に結婚、2016年に一度引退しましたが、長男をもうけ、2019年に現役復帰したました。

現在は監督、選手、在籍専門学校教員、母親の〝4刀流〟

「来年は近隣の大学院な進んでスポーツ指導の理論を勉強したい」と意欲的です。