男子は楢崎智、女子は野口【クライミング】

□スポーツクライミング複合の日本一を決めるジャパンカップが2018年6月24日(日)、岩手県盛岡市の岩手県営運動公園などで決勝が行われ、男子は楢崎智亜(ともあ)=TEAM au=、女子は野口啓代(あきよ)=同=が優勝した。

複合は2020年東京五輪のためにつくられた競技形式で、スピード、ボルダー、リードの3つを全て行い、順位を掛け算してポイントが少ない選手が上位となる。日本一決定戦は今回が初めて。日本初の複合初代女王に輝いた野口は1種目の苦手とするスピードで自己ベストの11秒61を出して勢いに乗ると、29歳のベテランは冷静に多種をこなして複合初優勝にたどりついた。男子の楢崎智はスピードで6秒87の日本新記録を樹立した。女子予選第1位だった地元出身の16歳、伊藤ふたば=TEAM au=は2位になった。

 

第102回日本陸上競技選手権大会

□2018年6月22日(金)〜24日(日)/山口県山口市維新みらいふスタジアム

【男子】□円盤投げ決勝[1]湯上剛輝(トヨタ自動車)62㍍16=日本新○…湯上は日本新記録の投てきを3度続けた。小学生の時に「人工内耳」を埋め込む手術を受け両耳がほとんど聞こえず左耳に補聴器をつけて挑んだ。昨年7月トルコで開かれたデフリンピックで銀メダルを取り、国際大会でも戦える自信を深めた。身長183㌢、体重107㌔の大柄だがシャイな選手だ。

湯上剛輝(ゆがみ・まさてる)《男子陸上競技選手》
□生年月日/1993年4月14日□出身地/滋賀県甲賀市□出身校/守山高→中京大□所属/トヨタ自動車□専門/円盤投げ□自己ベスト/62㍍16(日本記録)[2]堤(群馬綜合ガードシステム)56㍍76[3]米沢(オリコ)56㍍33

【写真】200㍍で優勝した飯塚翔太選手
【写真】200㍍で優勝した飯塚翔太選手

【男子】

□200㍍決勝[1]飯塚翔太(ミズノ)20秒34[2]小池(ANA)20秒42[3]山下(筑波大)20秒46

□5000㍍決勝[1]服部弾馬(トーエネック)14分21秒52[2]遠藤(住友電工)14分24秒30[3]文元(カネボウ)14分24秒86

□110㍍障害決勝[1]金井大旺(福井県スポーツ協会)13秒36=日本新[2]高山(ゼンリン)13秒45[3]田中(K-plus)13秒64

□3000㍍障害決勝

[1]塩尻和也(順大)8分29秒14[2]山口(愛三工業)8分34秒40[3]東(九電工)8分38秒24

【写真】三段跳び優勝の山下航平選手
【写真】三段跳び優勝の山下航平選手

□走り高跳び決勝[1]衛藤昴(AGF)2㍍25[2]戸辺(つくばツインピークス)2㍍20[3]大田(日本体育施設)2㍍20[3]高張(日立ICT)2㍍20[3]藤田(立命大)2㍍20

□三段跳び決勝[1]山下航平(ANA)16㍍59

山下航平(やました・こうへい)《陸上競技選手》
□生年月日/1994年9月6日□出身地/福島県福島市□出身校/橘高→筑波大□所属/ANA□身長/179㌢/体重/69㌔□主な成績/五輪(2016年)三段跳び予選35位、日本選手権(2017年)5位、1600㍍リレー6位(2015年)□三段跳び自己ベスト16㍍85(206年)□父親の山下訓史は三段跳び日本記録保持者。

[2]石川(長野吉田AC)16㍍20[3]山本(JAL)16㍍15

□砲丸投げ決勝[1]畑瀬聡(群馬綜合ガードシステム)18㍍36[2]中村(チームミズノ)18㍍33[3]佐藤(国士舘クラブ)18㍍00

左から2位の辻川選手、中央は1位の斎藤選手、右は3位の郡選手
左から2位の辻川選手、中央は1位の斎藤選手、右は3位の郡選手

【女子】□円盤投げ決勝[1]斎藤真希(山形・鶴岡工高)51㍍42[2]辻川(筑波大)50㍍62[3]郡(九州共立大)50㍍09○…円盤投げ種目で戦後初、高校生が制した。斎藤は「足が震えています。うれしいけど、高校記録更新を狙っていたので、ちょっと残念」

□200㍍決勝

[1]福島千里(セイコー)23秒652]市川華菜(ミズノ)23秒83[3]山田美来(日体大/岩手)23秒92[4]前山美優(新潟アルビレックスRC)24秒05[5]渡辺ひかる(駿河台大)24秒06[6]斎藤莉奈(山梨学院大)24秒19[7]和田麻希(ミズノ)24秒69○…女子200㍍で22秒88の日本記録を持つ福島が2年ぶりに女王の座を奪回し、この種目で史上最多となる8度目の優勝を飾った。スタートで飛び出し、そのまま首位を守って快心のレース。「きつかった」と感想を。前日の100㍍では2年続けての2位に終わっていただけに喜びもある。

□5000㍍決勝

[1]鍋島莉奈(日本郵政グループ)15分30秒93[2]田中(ND28AC)15分31秒65[3]山ノ内(京セラ)15分32秒79

□走り幅跳び決勝[1]高良彩花(園田高/兵庫)6㍍22[2]秦澄美鈴(武庫川女大)6㍍08[3]ヘンプヒル恵(中央大)6㍍07[4]中野瞳(和食山口)6㍍03[5]桝見咲智子(九電工)5㍍98[6]中津川亜月(浜松市立高/静岡)5㍍98[7]吉岡美鈴(筑波大)5㍍98[8]本原朱莉(環太平洋大)5㍍90○…高校生の高良が2連覇。この種目で高校生が2連覇を達成したのは50年ぶりの快挙。

□100㍍障害決勝[1]青木益未(七十七銀行/宮城)13秒17[2]紫村仁美(東邦銀行/福島)13秒21[3]木村文子(エディオン)13秒21[4]清山ちさと(いちご)13秒31[5]野村有香(福井銀行)13秒51[6]田中陽夏莉(山梨学院大)13秒52[7]福部真子(日本建設工業)13秒56[8]大久保有梨(中央大)13秒59○…優勝候補の紫村、木村を逆転し青木が初優勝。青木はゴール後に転倒し肩を脱臼した。青木は昨年の愛媛国体で優勝している実力者。

【写真】400㍍H優勝の宇都宮選手(長谷川体育施設)
【写真】400㍍H優勝の宇都宮選手(長谷川体育施設)

□400㍍障害決勝

[1]宇都宮絵莉(長谷川体育施設)57秒37[2]青木沙弥佳(東邦銀行/福島)57秒64[3]小山佳奈(早大)57秒94[4]斎藤真佑(七十七銀行)58秒38[5]伊藤明子(筑波大)58秒98[6]吉田佳純(駿河台大)1分00秒05[7]村上夏美(早大)1分00秒28[8]高木里奈(川崎医療福祉大)1分01秒18
宇都宮絵莉(うつのみや・えり)《陸上競技選手》
□生年月日/1993年4月11日□出身地/兵庫県□出身校/園田学園女子大□所属/長谷川体育施設□血液型/O型□自己ベスト/七種競技5668点(2016年)走り幅跳び6㍍14

□800㍍決勝

[1]北村夢(エディオン)2分2秒54[2]塩見綾乃(立命大)2分3秒45[3]川田朱夏(東大阪大)2分4秒014]広田有紀(秋田大/新潟)2分04秒33[5]池崎愛里(順大)2分06秒16[6]細井□菜(中京大中京高)2分06秒17[7]沢井柚葉(星稜高)2分07秒[8]宮出彩花(東大阪大敬愛高)2分10秒45

【男子】6/23
□100㍍決勝[1]山県亮太(セイコー)10秒05[2]ケンブリッチ飛鳥(ナイキ)10秒14[3]桐生祥秀(日本生命)10秒16
○…山県が出した10秒05は今季日本勢最速記録となった。前日の準決勝では10秒19に終わり、桐生に0秒03の差をつけられていたが巻き返して大会タイ記録で5年ぶり2度目の優勝、アジア大会の代表も内定した。

□400㍍決勝[1]ウォルシュ・ジュリアン(東洋大)45秒97□800㍍決勝[1]川元奨(スズキ浜松AC)1分48秒35□1500㍍決勝[1]館沢亨次(東海大)3分52秒62[3]田母神(中央大/福島)3分53秒13□400㍍障害決勝[1]岸本鷹幸(富士通)49秒30

□棒高跳び決勝[1]山本聖途(トヨタ自動車)5㍍70○…ロンドン、リオデジャネイロ両五輪代表の26歳山本は、5㍍70を一回でクリアして2連覇を果たした。自己ベスト(5㍍77)と大会記録(5㍍80)の更新を狙って挑んだ5㍍80は失敗に終わった。

□走り幅跳び決勝[1]橋岡優輝(日大)8㍍09□やり投げ決勝[1]新井涼平(スズキ浜松AC)77㍍88

橋岡優輝(はしおか・ゆうき)《陸上競技選手》
□生年月日/1999年1月23日□出身地/埼玉県□出身校/八王子高→日大在学中□専門/走り幅跳び□身長/182㌢/体重/72㌔□2018年成績/セイコーゴールデングランプリ3位(7㍍83)関東学生対校選手権2位(8㍍30)
□父母共に元陸上選手で父の橋岡利行は棒高跳びの元日本記録保持者で日本選手権で7度優勝した。母は橋岡直美(旧・城島直美)で走り幅跳び三段跳び、100㍍障害の元中学日本記録保持者。Jリーグ浦和レッズの橋岡大樹は従兄弟である。

【女子】6/23
□100㍍決勝[1]世古和(CRANE)11秒64[2]福島千里(セイコー)11秒66[3]市川華奈(ミズノ)44秒67
○…福島と市川の激突が予想されたレースは、2人に挟まれて走った世古がスタートから飛び出し、ゴール直前の接戦を制して初優勝した。世古は筑波大を卒業して5年目。ここ数年日本選手権決勝は常連となっていた。2年連続2位の福島は平凡なタイムで終わり、「何かが間違っている。それに気づいていない」と苦悩を見せる。


□400㍍決勝[1]川田朱夏(東大阪大)53秒75[4]武石この実(東邦銀行/福島)54秒32
□800㍍予選1組[3]中村美宇(福島大/福島)2分09秒29□同2組[4]新宮美歩(東邦銀行/福島)2分08秒56□1500㍍決勝[1]高松智美ムセンビ(名城大)4分17秒43□3000㍍障害決勝[1]石沢ゆかり(エディオン)9分53秒22[18]須貝美鈴(山形大)11分27秒48
□100㍍障害予選3組[1]柴村仁美(東邦銀行/福島)13秒17□同4組[7]佐藤和(山形大)14秒13□同準決勝2組[1]柴村仁美(東邦銀行/福島)13秒19□400㍍障害予選3組[1]青木沙弥佳(東邦銀行/福島)58秒13[5]大城楓奈(山形大)1分01秒44□三段跳び決勝[1]坂本絵梨(日本室内TC)13㍍09[16]高橋かおり(山形大)12㍍38□砲丸投げ決勝[1]郡菜々佳(九州州立大)15㍍96□やり投げ決勝[1]斎藤真理菜(スズキ浜松AC)60㍍79

【男子/18種目】6/23□100㍍予選1組[1]小池祐貴(ANA)10秒32□同2組[1]長田拓也(富士通)10秒33□同3組[1]ケンブリッジ飛鳥(Nike)10秒25□同4組[1]多田修平(関西学院大)10秒35□同5組[1]桐生祥秀(日本生命)10秒15□同6組[1]山県亮太(セイコー)10秒13□同準決勝1組[1]桐生祥秀(日本生命)10秒16□同2組[1]山県亮太(セイコー)10秒19
□1500㍍予選1組[2]田母神一喜(中央大/福島)3分48秒59[10]半沢黎斗(早大/福島)3分55秒48□同2組[9]遠藤清也(県南陸協/福島)3分48秒00
□1万㍍決勝[1]大六野秀□(旭化成)28分30秒66□ハンマー投げ決勝[1]墨訓□(小林クリエイト)70㍍63[8]相沢晃(東洋大/福島)28分45秒93
□400㍍障害予選1組[8]岩崎崇文(順大/福島)54秒15□同2組[4]記野友晴(東邦銀行/福島)50秒85□同3組[3]渡部佳朗(城西大/福島)50秒03
【女子/18種目】6/23□100㍍予選1組[1]市川華菜(ミズノ)11秒69□同2組[1]世古和(CRANE)11秒68□同3組[1]福島千里(セイコー)11秒64□400㍍予選1組[3]青木りん(東邦銀行/福島)55秒87□同2組[1]武石この実(東邦銀行/福島)54秒04□1万㍍決勝[1]松田瑞生(ダイハツ)31分52秒42□走り高跳び決勝[1]仲野春花(早大)1㍍80[2]高橋渚(日大)1㍍80[3]石岡柚季(日女体大)1㍍80[12]鎌田ほのか(日女体大/福島)1㍍70□棒高跳び決勝[1]南部珠璃(中京大)4㍍09[NM]杉沼凛穂(山形商高)□走り幅跳び決勝[1]高良彩花(園田高/兵庫)6㍍22(+0.5)□ハンマー投げ決勝[1]勝山□美(オリコ)64㍍48

□400㍍決勝[1]川田朱夏(東大阪大)53秒75[4]武石この実(東邦銀行/福島)54秒32
□800㍍予選1組[3]中村美宇(福島大/福島)2分09秒29□同2組[4]新宮美歩(東邦銀行/福島)2分08秒56□1500㍍決勝[1]高松智美ムセンビ(名城大)4分17秒43□3000㍍障害決勝[1]石沢ゆかり(エディオン)9分53秒22[18]須貝美鈴(山形大)11分27秒48
□100㍍障害予選3組[1]柴村仁美(東邦銀行/福島)13秒17□同4組[7]佐藤和(山形大)14秒13□同準決勝2組[1]柴村仁美(東邦銀行/福島)13秒19□400㍍障害予選3組[1]青木沙弥佳(東邦銀行/福島)58秒13[5]大城楓奈(山形大)1分01秒44□三段跳び決勝[1]坂本絵梨(日本室内TC)13㍍09[16]高橋かおり(山形大)12㍍38□砲丸投げ決勝[1]郡菜々佳(九州州立大)15㍍96□やり投げ決勝[1]斎藤真理菜(スズキ浜松AC)60㍍79

□女子走り高跳び決勝 優勝は仲野春花(早大)=中央、準優勝の高橋渚(日大)=左、3位の石岡柚季(日女体大)
□女子走り高跳び決勝 優勝は仲野春花(早大)=中央、準優勝の高橋渚(日大)=左、3位の石岡柚季(日女体大)

2018/U20世界陸上
□日時/2018年7月10日(火)~15日(日)/開催地/フィンランド・タンペレ
[エントリーリスト(東北関係)]
【女子】□200㍍/青野朱李(山形・山形中央高3)□400㍍障害/関本萌香(早大1・秋田)□円盤投げ/斎藤真希(山形・鶴岡工高3)□1600㍍リレー/青野朱李(山形・山形中央高3)関本萌香(早大1・秋田)


山形県東置賜地区中学総体陸上競技会
□2016年6月26日※優勝校・優勝者のみ/大会新は黒太文字
【男子】□1年100㍍/高橋遼太(高畠)12秒62□2年同/橋本羽陽(高畠)11秒88□3年同/五十嵐響(高畠)11秒63□200㍍/五十嵐響(高畠)23秒78=大会新□400㍍/市川慶伍(高畠)54秒14□800㍍/市川慶伍(高畠)2分2秒35□1年1500㍍/斎藤楓雅(赤湯)5分1秒54□2・3年同/荒木日成(川西)4分16秒75=大会新□3000㍍/武田悠斗(高畠)9分26秒89=大会新□110㍍障害/近野辰哉(高畠)18秒72□低学年400㍍リレー/高畠(青木颯祐、橋本羽陽、高橋夕青、高橋遼太)47秒08=大会新□400㍍リレー/高畠(新江渉夢、五十嵐響、工藤聖弥、市川慶伍)46秒31□走り高跳び/斎藤隼介(沖郷)1㍍60□走り幅跳び/殿岡稟太郎(沖郷)5㍍68□砲丸投げ/斉藤唯斗(川西)10㍍78□四種競技/武田克則(高畠)1596点□学校対抗/高畠
【女子】□1年100㍍/後藤梨緒(沖郷)13秒71□2年同/斎藤愛香(高畠)13秒59□3年同/大塚喜歩(赤湯)13秒26□200㍍/大塚喜歩(赤湯)27秒25□800㍍/高橋彩那(赤湯)2分18秒28=大会新□1年1500㍍/小玉萌美(高畠)5分18秒09□2・3年同/渡部莉奈(高畠)4分51秒48=大会新□100㍍障害/斎藤愛香(高畠)15秒55□低学年400㍍リレー/高畠(伊東美優、斎藤愛香、高橋叶莉、佐藤未空)53秒18=大会新□400㍍リレー/赤湯(石川舞桜、大前夏希、大塚喜歩、川崎莉佳)50秒96=大会新□走り高跳び/宇津木楓果(赤湯)1㍍42□走り幅跳び/石川舞桜(赤湯)5㍍06□砲丸投げ/川崎笑琉(赤湯)8㍍12□四種競技/佐藤未空(高畠)1997点□学校対抗/赤湯【男女総合】優勝/赤湯